折り紙で簡単に作る織姫 彦星の折り方はこちら!七夕の飾りの作り方をお教えします!歌の歌詞や意味についても
2016/07/28
Contents
七夕飾り、織姫さまと彦星さまを折り紙で作ろう!
七夕の由来って?〜☆子供たちに向けて☆〜
みんな、七夕って知ってるよね。
SPONSORED LINK
七夕は古くから行われている日本のお祭りで、
毎年7月7日の夜に、願い事を書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉に
つるし、星に願い事をするよね。
どうして笹の葉をかざるのかは知ってるかな?
笹(竹)は夏の暑さや冬の寒さにも強くて、仲間を増やすことが得意なんだ。
夏にしか咲かないヒマワリの花やあさがおとは違って、1年中青々として元気な笹(竹)。
そのたくましさや不思議な強さを持つ笹(竹)は神様のお祭り事にも使われています。
笹の葉がこすれ合う音は、神様を招くとされて、
七夕が始まるずっと昔から、とても神聖なものとして扱われているんです。
だから、七夕の願い事も、神聖な笹(竹)につるすようになったんだよ。
せっかくお星さまにお願い事をするなら、笹をきれいに飾って
お星さまにもよく見えるようにしたいよね。
今回は、おりがみで作ることができる飾りをたくさん教えるから
おともだちや、おうちの人といっしょに作って、楽しくてわくわくする
七夕をすごしてみてね。
短冊にも意味があるって知ってますか?
七夕の飾りで短冊には5つの色を使うのは知っていたかな?
青(緑)、赤、黄、白、黒(紫)
皆、七夕の歌を歌ったことがあると思うけど、
笹の葉さらさらって歌。
あの歌の2番の歌詞には
五色の短冊
私が書いた
お星様きらきら
空からみてる
という歌詞が出てきます。
歌われている5色が最初に伝えた色なんだよ。
青(緑)=木 (人間としての力を育んで、人に愛されるように。)
赤=火 (お父さん、お母さんありがとうという気持ち)
黄=土 (お友達を大切にする気持ち)
白=金 (決まりごとをきちんと守る気持ち)
黒(紫)=水 (勉強ができますようにという気持ち)
この世界のすべての源(みなもと)である。
という意味なんだって。
それぞれの色には、願い事も込められているんだね。
短冊の意味がわかったら、次は飾りの意味と作り方を教えるよ。
七夕飾りの種類と意味
飾りは笹を入れると全部で13種類あってそれぞれに意味が込められているんだよ。
笹はもう説明したから、省くとして、残り12種類に込められている願いと、織姫さまと彦星さまの作り方と紙衣(かみえ)の作り方を教えるね。
1) 短冊
これは今伝えたよね。短冊にかなえたい願い事を書いてね。
2) 紙衣(かみえ・かみころも・かみきぬ)
竹の一番先につるして、子供が元気に育つようにというメッセージがこめられているんだよ。
用意するものは、おりがみ2枚とはさみでOK。
おりがみは着物と帯になるから
組み合わせて好きな色を選んでね。
①内側を表にして半分に折ります
②折ったものを広げて左右を真ん中まで折ります
③裏にして両側をさらに半分に折ります
④たてを半分に折り、半分い折った線に沿って1/4に切り目を入れます
⑤切り目を入れた半分の部分を両側を半分に折りこみます
⑥内側に折っていないほうを1/4ほど残して折ります
⑦折った部分を上に7ミリくらい出るように折ります
⑧折った部分を割り折りします
⑨上の三角部分を内側に折ります
⑩帯を3つに折ってつければ出来上がりです。
3) 巾着
昔のお財布で節約や、商売がうまくいきますようにという願いをこめているんだよ。
4) 投網(とあみ)、網飾り
漁で使う網を表現している飾りで、魚が沢山とれますようにという願いを込めて飾るんだよ
5) 折鶴
病気やけがで入院した人に早くよくなってね。と千羽鶴を折って渡した事はあるかな?七夕も同じ願いが込められているんですよ。
家族が健康で長生きしますように。というお願いを込めて折ろうね。
6)くずかご
飾り作りで出た紙くずを入れることで、整理整頓ができる心をつくれるようにと願いがこめられているんですよ。
使ったものは、ちゃんともとの場所に戻そうね。
7)ふきながし(くす玉)
織姫さまの織糸(おりいと)を表現している飾りで、おさいほうが上手になりますようにという意味だよ。
このふきながしの上にのっかている丸に近い形の飾りをくす玉っていうんだけど、くす玉だけでもとてもかわいい飾りになるよ。七夕だけじゃなく、学校のイベントなんかでも使えるから覚えておくと便利です。
8)提灯
心を明るくてらしてくれますように
9)星飾り
みんなのお願いがお星さまにとどきますように
10)織姫さまと彦星さま
二人のように永遠の愛が続きますように。
~織姫さまと彦星さまの作り方~
簡単な織姫さまの作り方を教えるよ。
短冊を使って作ろう!!
用意するものは、のりとはさみ。
おりがみは3色3枚(ピンク、ブルー、白)用意してね。
①着物にするための折り紙を作ります
三角に四つ折りにしてから、はさみで切ります
②短冊にするための折り紙を作ります
折り紙を長細く3等分に折ってからはさみで切ります
③色のちがう三角形に切った折り紙をすこしだけずらして2枚重ねます
良い位置が決まれば、のりで軽く貼り合わせます。
このとき、彦星さまはブルーを外側、織姫さまはピンクを外側にして
おいてください。
④左を折ってから、右を折ります
折ったところが開かないように、のりで止めます
⑤短冊になる折り紙を着物の下のほうに挟んでのりでつけてください
⑥かわいたら、お顔をペンで書き込みます。
もし、おうちで小さな星型のシールがあれば、おでこに貼るとかわいいですね。
なければ、星を書き込んでみてね。。
ほっぺにクレヨンや色鉛筆でほんのりピンクで色をつけると、もっとかわいい
織姫さまと彦星さまになりますね。
11)輪飾り
輪っかをつなげる飾りは、おうちや学校で誕生日会やクリスマス会なんかで作った事もあるんじゃないかな?
みんなの夢がつながりますようにという願いが込められているんですよ。
SPONSORED LINK
12)菱飾り(ひしかざり)
天の川の星をイメージしている飾りです。
番外編
ふきながしで少しふれたくす玉。
色んな色を使った折り紙でカラフルできれいなくす玉をつくってみよう。
文章ではくす玉の作り方を説明するのは難しいから、動画を参考にしてみてください。
様々なくす玉の作り方が紹介されているので、好きな形を選んで挑戦してみてください。
出典元:YouTube
(くす玉一覧)
まとめ
笹の葉にたくさんの飾りや、みんなの願いごとが飾ってあるのをみると
わくわくしますね。
時々、お店なんかにも笹が飾ってあるのを見ます。
知らないひとの願いごとを見て、くすっと笑ったり、一生懸命書いているのがわかるような短冊を見たら、がんばれって応援したくなりますね。
雨の日は織姫さまと彦星さまは出会えないから、かわいそうだというけれど、
本当は、織姫さまと彦星さまは雨の7月7日もちゃんと会えているけれど、
星の下で皆が見ているのがはずかしくて、雲で隠しているんじゃないかな。
と思うと、雨の七夕も少しだけ心が晴れます。
遠く遠くでひかりかがやくお星さまに、1年に1度お願い事をしてみましょう。
お星さまもきっとあなたのお願い事を見てくれていますよ☆
折り紙に関する記事はこちら☆
折り紙で作るLINEキャラクターの折り方!動画で見るトトロ、くまモン、リラックマ、ミッフィー、ドラえもん、ジャイアン、タケコプター!
七夕に関する他の記事はこちら
SPONSORED LINK